今月の臨床 産科における検査法—有用性と再評価
妊娠中期
1.エコー診断で羊水過多の原因がわかるか
関谷 隆夫
1
,
石原 楷輔
1
1日本医科大学附属第二病院産婦人科
pp.808-815
発行日 1997年8月10日
Published Date 1997/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902994
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羊水は胎児側では尿や肺胞液として,また母体側からは羊膜上皮や胎盤からの浸透液として産生される.
羊水の量は各個人や妊娠週数によって差があるが,妊娠4〜5か月以降急増し,妊娠7か月で約700mlとなり,その後漸減して妊娠末期では300ml程度となる.
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