今月の臨床 難治性合併症を診る—婦人科
難治性不妊症
11.インポテンス
白井 將文
1
1東邦大学医学部第一泌尿器科
pp.1222-1223
発行日 1994年10月10日
Published Date 1994/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901912
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インポテンスの中で最も多いのは新婚インポテンスであり,しかもこれら新婚インポテンス中,妊孕可能な20〜30歳代が実に68.3%1)も占めていることから新婚インポテンスを治療することはそのカップルの問題にとどまらず,人口の減少が問題になっているわが国の現状に少なからず貢献をするものと思われる.
そこで不妊の原因となる新婚インポテンスが来院したらどのような手順で診断し,どのような治療をしたらよいか.また自分の手に負えないと思った場合にどこに紹介したらよいかなどについて述べる.
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