今月の臨床 子宮筋腫—こんなときどうするか
治療をめぐるコントラバシー
20.全摘出術
井町 正士
1
,
塚本 直樹
1
Masashi Imachi
1
,
Naoki Tsukamoto
1
1九州大学医学部産婦人科
pp.1184-1185
発行日 1991年10月10日
Published Date 1991/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900587
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子宮筋腫の多くは30歳代,40歳代の性成熟期婦人に生じ,臨床症状を訴えて手術の適応となる場合には,既に何人かの子供を有していることが多い。そのため子宮筋腫の手術方法としては,妊孕性の温存を目的とした筋腫摘出術ではなくて,ほとんどの症例では子宮摘出術が選ばれる。
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