今月の臨床 子宮筋腫—こんなときどうするか
診断手技—どこまでわかるか
7.HSG
森下 一
1
Hajime Morishita
1
1徳島大学医学部産科婦人科学教室
pp.1150-1151
発行日 1991年10月10日
Published Date 1991/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900574
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近年医療機器が飛躍的に進歩し,とくに超音波断層法,内視鏡検査が子宮筋腫の診断に応用され,その正確性がさらに増してきた。子宮卵管造影法(hysterosalpingography:HSG)は古くから用いられている婦人科疾患診断法であるが,現在でも不妊症の診断,なかでも卵管因子の検索にはなくてはならない検査法であり,その際に不妊症,不育症の原因として子宮筋腫が発見される場合がある。
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