今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard
術式の工夫
開腹時の工夫―膀胱損傷を防ぐために
鷹野 夏子
1
,
亀井 良政
1
1埼玉医科大学病院産婦人科
pp.1184-1187
発行日 2022年12月10日
Published Date 2022/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210833
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●膀胱損傷のリスク因子について理解し,リスクのある症例では意識と工夫をすることで,損傷を防げる可能性がある.
●膀胱損傷を生じた場合には,術中に発見修復することが重要であり,膀胱損傷が少しでも疑われる場合には膀胱内にインジゴカルミンを注入するなどして術中に診断をつける.
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