今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する
月経異常・不妊
機能性月経困難症
河北 貴子
1
,
安井 敏之
1
,
岩佐 武
1
1徳島大学産婦人科
pp.332-338
発行日 2021年4月10日
Published Date 2021/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210271
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●機能性月経困難症は若年者に多い.治療として,NSAIDs以外にホルモン治療が考慮される.
●OC/LEP製剤では,月経数減少,疼痛改善の目的からフレキシブル投与・連続投与が主流になってきているが,投与については十分な説明が必要である.
●近年のホルモン治療では,月経困難症を保険適応症とする製剤が数種類あるが,それぞれにメリット・デメリットがあり,患者年齢や背景,症状に応じて使い分ける必要がある.
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