今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因
メンタルヘルス
分娩回数が増えると産後うつと対児愛着は改善するか?
土田 暁子
1,2
1富山大学学術研究部医学系公衆衛生学
2エコチル調査富山ユニットセンター
pp.456-462
発行日 2020年5月10日
Published Date 2020/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210059
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●分娩回数が増えると,産後うつと対児愛着すなわちボンディングは改善する.
●育児経験が母親の不安を軽減する可能性が高い.
●初産の妊婦には,出産前に赤ちゃんと接する取り組みを行うことで産後うつと対児愛着を改善できる可能性がある.
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