今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方
情報検索のココがポイント!
UpToDate®やDynaMedTMなどの二次資料を使いこなす
田中 顕道
1
,
南郷 栄秀
1
1JCHO東京城東病院総合診療科
pp.221-227
発行日 2020年3月10日
Published Date 2020/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209920
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●情報検索は,良質な二次資料を用いて,とことん省力化し最短アプローチで行うのが肝要である.英語が苦手な人でも日本語翻訳を使うなどして,最先端のエビデンスを入手するべきである.
●どのような場合にどの二次資料に当たれば答えに辿りつけるかデータベースの特性を知り,普段から素早く必要な情報にアプローチできるようにしておくと便利である.
●二次資料に書いてある通りに行うのはEBMではない.①エビデンス,②患者の意向と行動,③患者の状況と周囲をとりまく環境,④医療者の臨床経験の4要素を勘案して,患者に質の高い診療を提供する.
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