増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!
【疾患編1】思春期・月経異常
《性・性活動》
月経周期調節
安達 知子
1
1母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
pp.97-103
発行日 2018年4月20日
Published Date 2018/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209315
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外来管理のポイント
❖月経周期異常を治療する目的では,Kaufmann治療やHolmstrom治療を中心に行うが,低用量エストロゲン・プロゲスチン(EP)配合薬を用いることもある.
❖大切なイベントと月経周期の不調な時期を重ねないようにする目的では,基本的に月経を前方,あるいは後方へ移動するが,中用量EP配合薬を自費診療で用いることが多い.
❖月経困難症などの症状軽減を目的とする場合は,低用量EP配合薬を用いるが,ホルモン剤の連続投与を行うことにより月経回数を減少させることもできる.
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