今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして
薬物療法
向精神薬と授乳
肥沼 幸
1
1国立成育医療研究センター妊婦と薬情報センター
pp.566-570
発行日 2017年6月10日
Published Date 2017/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209098
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●授乳期であっても,母体の疾患や病状にあわせた適切な治療を継続する必要があることを関係医療者間で共有して治療を行う.
●薬剤の母乳移行量や授乳児への影響に関する情報は,添付文書情報のみではなく専門書や専門サイトで最新の情報を確認し,患者にきちんと説明しておく.
●母乳哺育に関する選択は患者自身の決定を尊重し,医療者は患者が自信をもって育児を継続していけるように支援する.
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