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妊娠末期の乳頭刺激によるContraction Stress test
広井 正彦
1
1山形大学医学部産婦人科
pp.615
発行日 1986年8月10日
Published Date 1986/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207439
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分娩前の胎児状況のモニターは胎児仮死などの危険状況を把握する上で重要であり,今日ではreactiveのnon-stress tesl (NST)やnegativeのoxytocin challenge test (OCT)が胎児の発育状況の良好なことを意味するものとして広く用いられて来ている。 しかし,Freeman1)によればNSTのみでは必ずしも胎児の予後を正確に把握出来ないとしており,OCTの容易な臨床上への応用が望まれている。
OCTを行う上でoxytocinを点滴することは容易のようで点滴速度の調節と管理などで必ずしも容易ではない。
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