図解 救急基本手技
輸血
竹内 正七
1
,
吉谷 徳夫
1
1新潟大学医学部産科婦人科学教室
pp.311-315
発行日 1986年4月10日
Published Date 1986/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207372
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緊急時の輸血のポイント
1)輸血の目的は患者の状態によりまちまちであり,徒らに全血輸血に固執することなく,必要に応じて何を輸血すべきかを判断し,使用する製剤を決定すべきである。
2)救急患者では出血量が不明なことが多く,臨床所見,脈拍,血圧,尿量,中心静脈圧(CVP)などを参考にして失血量を推定し,輸血最を決める。
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