教室だより
胎児心エコー図による心機能に関する研究
北尾 学
1
Manabu Kitao
1
1島根医科大学医学部産科婦人科学教室
pp.568-569
発行日 1982年7月10日
Published Date 1982/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206657
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島根医科大学は昭和51年4月に第1回生を入学させ,附属病院は昭和54年10月16日より診療を開始し,本年第1回の卒業を出した新設医科大学であり,研究面においても既設大学ほど十分なことができないなかで,次のような超音波診断を利用して胎児心機能に関する研究を行なっている。
近年,超音波診断装置の発達により,子宮内胎児発育の指標としてCRL計測,BPD計測,胸部計測,腹部計測,大腿骨長計測などが使われ,また胎児心機能の評価として超音波ドプラー法を用いた前駆出期(pre—ejection period,PEP)測定などが報告されている。
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