指標
アメリカにおける陣痛分娩管理,胎児監視の実状
鈴木 康太郎
1,2
Kotaro Suzuki
1,2
1UCLA School of Medicine, Obstetrics & Gynecology
2SAN Bernardino County Medical Center, Obstetrics
pp.881-891
発行日 1980年12月10日
Published Date 1980/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206349
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米国での産科医療の実状といっても大学病院,教育病院と,そうでない病院との間に大分水準の違うこともあり,一概にこれこれといえるものではないが,いやしくも産科を取り扱うことを許されている病院では一定の医療規準が要求され,一般に実施されているのが現状である。
米国産婦人科学会の目標とする周産期死亡率は1,000の出産につき10であるが,この達成のため,各地域の産婦人科医,医師会,産婦人科学会は最新,最善の水準を,その地域の病院に達成しようと努力するし,また医療訴訟の問題もからんで,各開業医もその地域の水準にそって産科医療を行なうよう努力している。
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