Modern Therapy リプロダクション・エイジ--その発来と晩期をめぐって
具体的治療のポイント
若年者・高齢者に対する手術
武田 秀雄
1
,
馬嶋 恒雄
1
Hideo Takeda
1
,
Tsuneo Majima
1
1北里大学医学部産婦人科学教室
pp.624-628
発行日 1980年8月10日
Published Date 1980/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206297
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産婦人科外来を訪れる患者の大部分は成熟期婦人であり,思春期以前の幼少女や更年期以後の老婦人の占める割合は極めて少ない。
従来から産婦人科学の使命としていたのは女性の妊孕力の確保と生殖の安全な遂行にあったため,その対象は成熟期婦人に限られ,幼少女や老婦人は比較的等閑視されていたが,近年予防医学的な見地から小児婦人科学7),老人婦人科学が新たな関心をもって取り上げられるようになってきた。
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