薬の臨床
新しく開発されたE3—LAIR法(E3 SLIDE)の検討—E3—HAIR,E3KIT,E3−16—G direct RIAとの比較
大森 研二
1
,
本庄 英雄
1
,
坂井 千秋
1
,
塚本 克美
1
,
岡田 弘二
1
Kenji Omori
1
1京都府立医科大学産婦人科学教室
pp.887-890
発行日 1979年11月10日
Published Date 1979/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206136
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妊娠末期の胎児一胎盤機能の異常の有無を知るために赤血球凝集阻止反応(HAIR)を利用したestriol (E3)の半定量法が日常的に用いられる検査となってきた1,2)。最近,迅速性,簡便さにおいて非常に有用であるラテックス凝集阻止反応(LAIR)を用いたE3の半定量法が開発されつつあるが,われわれは,帝国臓器製薬が開発したE3 SLIDEとE3−16—glucosiduronate (E3−16—G)のdirect RIAなどとを比較・検討し,若干の成績を得たので報告する。
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