疾患の病態と治療 日常診療の再検討
プロスタグランディンの臨床応用
佐藤 和雄
1
,
木下 勝之
1
,
安水 洸彦
1
,
坂元 正一
1
Kazuo Satoh
1
1東京大学医学部産科婦人科学教室
pp.427-431
発行日 1977年5月10日
Published Date 1977/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205621
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1960年Bergstromによって結晶化され,1968年Karimによって分娩誘発等に利用されうることが明らかとなったprostaglandin (PG)は,現在では商品化されて産婦人科医の日常診療で大いに利用されている。現在市販されているPG製剤は,PGF2αの注射剤(1,000μg/アンプル)とPGE2の経口剤(0.5mg/錠)で本稿ではこれらの使用法および問題点について述べてみたい。
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.