研究へのいざない 動物実験入門講座
小動物の飼育管理
信永 利馬
1
Toshima Nobunaga
1
1東北大学医学部動物実験施設
pp.353-357
発行日 1977年4月10日
Published Date 1977/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205604
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Ⅰ.基本的な考え方
現在の実験動物に対する考えの主体は「生きた試薬であり物差しである」とする。したがって,いつどこでだれが動物実験を行なっても,用いる動物の個体の歴史と実験条件が同じであれば,結果は再現されるであろうと期待される。そこで実験に使用することを目的として,育種されて生産される動物のみを実験動物として表現し,これは他の家畜や野生動物と区別されている。
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