シンポジウム 子宮内膜症の臨床
子宮内膜症の臨床
渡辺 行正
1
1東京慈恵会医科大学
pp.113-120
発行日 1969年2月10日
Published Date 1969/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203993
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本日は,子宮内膜症の臨床ということにつきまして,私が溝師にご推薦いただいたわけですが,実は先ほど水野教授からもお話があつたように,昭和38年の本会のシンポジウムでアデノミオーヂスの病理について報告したことがあります。
実はこのエンドメトリオーヂスの中で,アデノミオーヂスの病理面につきましては,多少やつておりますが,臨床面,さらには子宮外,卵巣などという広い範囲にわたるエンドメトリオーヂスとなりますと非常に問題がむずかしくなり,とうていそのような所まで研究が進んでおりませんので,本日もまた子宮体壁内膜症の病理とその面からみた臨床という点にポイントを絞らせていただきまして報告したいと思います。
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