Japanese
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特集 周産期傷害
周産期傷害の臨床—特に吸引分娩を中心に
Clinic of perinatal injuries, with special reference to their relationship to delivery using vacuum extractor
安達 寿夫
1
,
松永 文雄
1
,
沼田 文己
1
Toshio Adachi
1
1東北大学医学部産婦人科教室
pp.349-352
発行日 1966年5月10日
Published Date 1966/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203472
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はじめに
周産期の胎児新生児傷害のなかで,最近とくに関心をもたれているのは吸引分娩との関係であろう。
この問題については昭和39年の第16回日産婦学会総会における三谷茂教授の臨床特別講演をはじめ,内外に数多くの報告がみうけられるが,まだ吸引分娩の適応そのものについて一致した見解がないので,一率に吸引分娩による児の傷害を論じがたい段階にある。
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