グラフ
産婦人科病理組織像の見方—embryonal carcinomaについて
加藤 俊
1
1東京慈恵会医科大学産婦人科学教室
pp.87-88
発行日 1966年2月10日
Published Date 1966/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203414
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本腫瘍は卵巣のみならず,睾丸あるいはその他の臓器(例えば松果体,縦隔洞,坐骨附近等々)にも相似性のものが認められ,このためtotipotentialなgermcellのoriginが想定されているいわゆる胎生腫瘍である。私共の教室では本腫瘍をその組織構成からして暫定的に次のように3群に分類している。
① A群;A群組織Pureなもの
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