Japanese
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薬の臨床
免疫学的妊娠診断法(Gonavis)の臨床的検討
Clinical examination of immunological pregnancy test (Gonavis)
村田 善保
1,2
,
船橋 祐則
1,2
Yoshio Murata
1,2
1弘前大学医学部産科婦人科学教室
2国立弘前病院産科婦人科
pp.75-78
発行日 1966年1月10日
Published Date 1966/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203413
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はじめに
近年,免疫化学の進学に伴なつて蛋白性ホルモンである絨毛性gonadotropin (以下HCGと略記)に関しても補体結合反応(Brody & Carlström,19601),2))凝集阻止反応(Wide & Gemzell,19603)),沈降反応(McKean,19604))等を応用した免疫学的妊娠反応が考案され,実地医家の日常の臨床検査にも利用できるように改良された診断用試薬が市販されるようになつた。
私たち5)〜13)はこれら数種類の試薬につき種々臨床的検討を行なつてきたが,今回は血球凝集阻止反応に属するGonavis (持田製薬)について検討したので報告する。
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