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特集 社会保険の問題
社会保険の問題
Topics about tha social health insurance
丸山 正
Tadashi maruyam
pp.193-194
発行日 1965年3月10日
Published Date 1965/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203234
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はじめに
従来日本産科婦人科学会の総会は,毎年全国各地において春季に開季に開催されてきたが,本年の評議員会及総会書おいて秋季に主として臨床問題をテーマとした学会(臨床大会)を開催することが決定された。その第1回の大会が今回(11月14,15の両日)福岡市において古賀教授主催の下に開催されその際関係各位のお取計らいで社会保険の問題に関するシンポジウムが加えられることになり,学会内社会保険委員会の委員長である森山教授より相談を受けたがさて学会としてこの問題を取りあげてシンポジウムの形で講演するとすればきわめて沢山ある社保問題の中のどれをテーマとしてどんな形式でこれを行なうかということが問題となりいろいろ検討した結果,第一回の試みでもあり本年はまず日常きわめて取扱う機会の多い分娩書かんする諸問題をとりあげてみるという事に意見が一致した。
講師としては,関東,関西および臨床大会が開催される地元の九州から各一名づっお願いすることにして関東より三宅秀郎博士(社保委員会幹事長)関西よりは飯島近治博士(社保委員会副委員長)九州よりは内野総二郎博士(社保委員会常任委員)の3名が推選され,御承諾をえたしだいである。そして各講師の方々より左記の如き講演内容抄録が呈出された。
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