Japanese
English
臨床研究
LórándのTokographによる陣痛の描記とその臨床応用
Recording of the uterine contraction by Lóránd's Tokograph and its applicatjon in practice
藤井 久四郎
1
,
寿田 鳳輔
1
,
黒坂 浜郎
1
Kyushiro Fujii
1
1東京医科歯科大学医学部産婦人科学教室
pp.873-884
発行日 1958年11月10日
Published Date 1958/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201850
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妊娠,分娩,産褥時における子宮運動は,生理現象としてのみならず,その臨床的重要性の故に既に19世紀から研究または関心の対象となつた,しかしその手段となる子宮運動描記装置には具備せねばならぬ条件があるからその製作は必ずしも容易ではないが昨年われわれはLóránd (1951)のTokographを入手し,その性能を実証し得たので報告する。大要は第9回日産婦会総会の宿題報告に述べたが,今回は妊娠分娩産褥時のToko-grammを中心に先ず報告し,更に授乳との関係に言及したいと思う。
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