Japanese
English
症例研究
腹式帝切術後ペニシリン・アレルギー及び猩紅熱様発疹を続発せる1例に就いて
A case of penicillin allergy and scarlatina-like exanthemata
藤下 春敏
1
Harutoshi Fujishita
1
1佐世保共済病院産婦人科
pp.323-326
発行日 1957年5月10日
Published Date 1957/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201549
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
緒言
最近ペニシリン・アレルギー(以下P-Aと略記)の問題は重大な関心を持たれるようになり,アナフィラキシー・ショックの症例報告も増加し,軽症のアレルギー症状に至つては日常時々見られる所であるが,著者は帝切術直後P-Aと思われる症状を発し,その消退後更に猩紅熱様症状を続発して重篤な経過を辿つた1例を経験したので略記してみる。
Copyright © 1957, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.