Japanese
English
症例研究
子宮筋腫と誤診された腹腔内ガーゼ遺残例
A case of retained gauze in abdominal cavity simulating a uterine myoma
磯野 雄
1
,
山本 嘉三郎
1
Yu ISONO
1
,
Kasaburo YAMAMOTO
1
1長崎大学医学部産婦人科学教室
pp.245-247
発行日 1956年4月10日
Published Date 1956/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201351
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緒言
開腹手術時の腹腔内異物遺残に関しては,従来幾多の報告がなされているのであるが,最近吾々も同一患者で21年前と,12年前に夫々子宮外妊娠と診断され,開腹手術を受け,その際に腹腔内に残されたガーゼによる異物偽嚢腫を子宮筋腫と誤診した1例に就て追加報告する。
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