特集 婦人科領域のAndrogen
Androgensの生化学
安藤 晴弘
1
1慶応義塾大学医学部(医化学教室)
pp.1039-1050
発行日 1955年12月15日
Published Date 1955/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201288
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まえがき
Androgensの化学については毛利氏の"天然ステロイドの完全合成まで"の綜説中に詳述されているが,ここには生化学の立場より述べることにする。
今日所謂Hormone(以下ホと略)と称する1群の作用物質が多数に発見されているが,この内で化学構造の判明しているものは大別して次の3種一低分子のAmine類,蛋白体およびSteroid系hormonesである。
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