症例研究
無脳児のレントゲン診断について
真中 肆郞
1,2
1東京都教職員互助会
2三楽病院産婦人科
pp.699-701
発行日 1955年7月10日
Published Date 1955/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201219
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無脳児は新生児畸形中,比較的屡々遭遇するものであるが,妊娠中にその診断を下すことは却々困難である。その確定に当り,レントゲン撮影は必須のもので,1917年James Caseにより初めて報告せられて以来,内外諸家により報告されているが,著者も最近妊娠第10ヵ月初めに,レ線写真によりその診断を確定し得た1例を経験したので,こゝに報告する。
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