原著
新生児の排尿現象に就いて
長內 國臣
1
,
國貞 勝子
1
1慶應義塾大學醫學部産婦人科教室
pp.255-259
発行日 1952年6月10日
Published Date 1952/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200630
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
緒言
我々は新生兒の排尿現象について,昭和23年9月より昭和24年8月までの1年間,總計255例を觀察したが,その成績は新生兒の哺育にある示唆を與えた。
行つた検査事項は,(1)出生後の第1排尿までに要する時間,(2)出生直後に,即ち臍帯切斷前に起る排尿頻度,(3)排尿回數の生後日數に伴う増加,(4)哺乳直後に於ける排尿の頻度等である。
Copyright © 1952, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.