新醫療關係法の解説・5
優生手術(斷腫強制)と人權—優生保護法に法務府の見解,他
pp.412-414
発行日 1949年10月10日
Published Date 1949/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200271
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厚生省公衆衛生局では,かねて精神病など惡質な遺傳を斷種する強制優生手術にあたり,手術を受ける者がこれを拒否した場合に,手術を強制し得るか,また強制出來るとして身體拘束,痲藥使用等の手段で拒否不能の状態にすることが,優生保護法上許されるかについて法務府に意見を求めていたが10月11日附で同府法制意見第1局長長岡咲恕一氏から三木公衆衞生局長宛て次の如き回答があり,法務府の見解を明らかにした.
強制優生手術の實施について昭和24年9月20目附衞發第968號による貴官の照會に對し,當職は左の通り意見を回答する.
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