連載 Estrogen Series
緊急避妊法に関する米国小児科学会のポリシー表明
矢沢 珪二郎
1
1ハワイ大学
pp.630-631
発行日 2013年6月10日
Published Date 2013/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103424
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米国の十代少年少女の性行動は活発で,15~19歳の少女の出産率は1,000例中34.3に及ぶ.避妊法なしで月経周期中ごろに性行為をすれば,8例の妊娠が起きるが,緊急避妊法を使用すれば妊娠は2例ですむ.若者男女にあらかじめ緊急避妊法の処方箋を渡しておけば,その使用率は増加するが,それに伴って必ずしも性行為自体が増加するわけではない.
緊急避妊法は下記の3種に分けられる.
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