今月の臨床 女性骨盤底外科手術Up to Date―増加する患者への対応を学ぶ
子宮脱評価法の歴史的変遷と今日の評価法
古谷 健一
1
,
永田 一郎
1,2
1防衛医科大学校産科婦人科学講座
2埼玉医科大学産婦人科
pp.342-351
発行日 2013年4月10日
Published Date 2013/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103297
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●今日,子宮下垂・脱は婦人科領域の重要な疾患群に含まれ,正しい診断技術と手術手技の習得が必要である.
●国際的な評価法では,Pelvic Organ Prolapse Quantification(POP-Q)法が普及している.
●子宮脱を含む性器脱および合併することの多い排尿障害は個人差が大きく,治療に際しては合成メッシュを使用する最近の方法とともに,従来の術式に関する再評価など個別化した対応が求められている.
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