今月の臨床 婦人科の新しい画像診断法─PETを中心として
ポジトロンエミッショントモグラフィ(PET)
臨床での位置づけ
ドック検診
井出 満
1
1山中湖クリニック
pp.1456-1459
発行日 2005年11月10日
Published Date 2005/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100428
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PETによる婦人科検診の成果
山中湖クリニックにおいて,1994年10月から2004年9月までの10年間に,PETを中心としたがん検診を受診した女性3,569名(平均年齢52歳)に対して行われた,延べ8,722回の検診で発見された婦人科の悪性腫瘍は子宮頸がん9例,子宮体がん3例,卵巣がん2例である1~16).
婦人科部門における検査項目は,下腹部MR検査,FDG─PET検査,自己採取式子宮細胞診などである.婦人科医の診察,下腹部超音波検査,CA125などは行っていない.
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