症例検討会 骨・軟部腫瘍6例
〔症例4〕右大腿骨骨腫瘍
前田 昌穂
1
,
鵜飼 和浩
1
,
豊田 嘉清
1
,
広畑 和志
1
,
武田 喜樹
2
,
岡田 聡
3
,
塚西 茂昭
4
1神戸大学整形外科
2神戸大学第1病理
3神戸大学中検病理
4信原病院
pp.274-278
発行日 1985年3月25日
Published Date 1985/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907143
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症例 27歳,女性
経過:昭和55年7月,右膝を捻挫し近医にて右大腿骨遠位部の異常陰影を指摘された(図4-1).昭和55年8月,生検をかねて病巣掻爬と腸骨からの自家骨移植を受けた.術中所見では,腫瘍組織は弾性に富んだ充実性のもので,辺縁のやや硬化した壁とは容易に剥離摘出している(図4-2).
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