Japanese
English
検査法
CTによる腰椎椎間板ヘルニアの診断
Diagnosis of the Lumbar Disc Herniation by Computed Tomography
長谷川 徹
1
,
渡辺 良
1
,
山野 慶樹
1
,
川部 直己
1
,
野口 耕司
1
Toru HASEGAWA
1
1川崎医科大学整形外科学教室
1The Department of Orthopaedic Surgery, Kawasaki Medical School
キーワード:
CT
,
computed tomography
,
腰椎椎間板ヘルニア
,
lumbardisc herniation
Keyword:
CT
,
computed tomography
,
腰椎椎間板ヘルニア
,
lumbardisc herniation
pp.203-210
発行日 1983年2月25日
Published Date 1983/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906689
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はじめに
Cmputed tomography(CT)は,整形外科領域においてもさまざまな臨床的応用が報告されているが,特に脊椎外科領域において本法の有用性が認められるようになっている.Williamsら10)はbulging annulusとherniated nucleus(髄核ヘルニア)との鑑別が可能であると述べており,大久保ら7)も椎間板ヘルニアのCT像に言及しているが,一般的にはCTによる腰椎椎間板ヘルニアの診断はむずかしいとされている.今回われわれは,臨床的応用が困難とされていた腰椎椎間板ヘルニアに対しCTを施行し,その診断的価値について検討を加えたので報告する.
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