Japanese
English
臨床経験
掌蹠膿庖症に伴つた骨変化
Bone Change Associated with Pustulosis Palmaris et Plantaris
千葉 勝実
1
,
柳沢 正信
1
,
福田 茂
1
,
渡辺 秀樹
2
,
高橋 若子
3
,
渡部 裕子
3
Katsumi CHIBA
1
1福島県立医科大学整形外科学教室
2公立岩瀬総合病院整形外科
3福島県立医科大学皮膚科学教室
1Department of Orthopedic Surgery, Fukushima Medical College
キーワード:
骨変化
,
bone change
,
掌蹠膿庖症
,
pustulosis palmaris et plantaris
Keyword:
骨変化
,
bone change
,
掌蹠膿庖症
,
pustulosis palmaris et plantaris
pp.695-699
発行日 1981年7月25日
Published Date 1981/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906388
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はじめに
掌蹠膿疱症(以下PPPと略す.—第1図—)に胸肋鎖骨間部の異常を伴うことは1967年に佐々木8)が報告して以来相次いで報告され決して稀なものとはいえなくなつた.一方胸肋鎖骨間部以外(たとえば仙腸関節,脊椎など)に骨変化を伴つたとする報告は少ない.私達は過去10年間に骨変化を伴つたPPP患者を8例経験しており再調査により興味ある結果を得たので報告する.
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