装具・器械
新しい素材による固定包帯Hexceliteの使用経験
藤巻 有久
1
,
青木 虎吉
1
,
村瀬 鎮雄
2
,
近藤 秀丸
2
,
菅原 黎明
3
,
大塚 嘉則
4
Arihisa FUJIMAKI
1
1順天堂大学医学部整形外科学教室
2東京慈恵会医科大学医学部整形外科学教室
3日本大学医学部整形外科学教室
4千葉大学医学部整形外科学教室
pp.1023-1027
発行日 1978年11月25日
Published Date 1978/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905803
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はじめに
従来より広く愛用されているGips包帯は,重いこと,水に弱いこと,X線透過性が悪いことなどの欠点を忍んで,整形外科,保存的療法において重要な医用材料として用いられている.今回,われわれは,東京衛材社の御好意により,新しい材料であるHexceliteを臨床的に使用する機会を得,4施設において試用していささかの知見が得られたので報告する(第1図).
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