臨床経験
Nail-patella syndromeの1例
杉浦 晧
1
,
見松 健太郎
1
Koh SUGIURA
1
,
Kentaro MIMATSU
1
1刈谷豊田病院整形外科
pp.528-532
発行日 1978年5月25日
Published Date 1978/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905720
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Nail-patella syndromeは爪の発育不全,膝蓋骨の形成不全,肘関節の変形およびiliac hornを4主徴とする常染色体性優性遺伝を示す疾患で,1897年Littleの4代にわたる18例の報告以来欧米では約50家系の報告が見られる.本邦においては1942年木曽の1家系4例の報告に次いで18家系35例の報告をさがし得た.
われわれは最近本症の典型例を経験したので報告する.
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