追悼
故島啓吾先生を悼む/島啓吾教授を悼む
松野 誠夫
1
,
天児 民和
2,3
1北海道大学医学部整形外科学教室
2九州労災病院
3九州大学
pp.366
発行日 1974年5月25日
Published Date 1974/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904985
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昭和27年6月,アカシアの花もそろそろ散りはじめた札幌の地に,久留米医大の教授より北大整形外科の教授として赴任されましてより20年,先生の育てられました弟子は実に二百数十名余になり,先生が御赴任の当時ほとんど処女地といつて良かつた北海道の各地に現在のように多数,整形外科医として活躍しております.
この間先生は,脊柱,股関節,骨腫瘍,骨成長の各研究に取り組まれ,これらに関する業績は日本整形外科学会,あるいは国際学会に報告され,また第34回日本整形外科学会長として新企画の学会を主催され,日本整形外科学会に残されました業績は極めて大きいと思います.
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