Japanese
English
シリーズ 関節鏡視下手術―最近の進歩
肘関節の鏡視下手術
Arthroscopic Surgery of the Elbow Joint
青木 光広
1
,
桐田 卓
2
,
和田 卓郎
2
,
山下 敏彦
2
,
土田 芳彦
3
Mitsuhiro Aoki
1
1札幌医科大学保健医療学部基礎理学療法学科
2札幌医科大学保健医療学部整形外科
3札幌医科大学保健医療学部救急集中治療部
1Department of Physical Therapy, Sapporo Medical University
キーワード:
elbow
,
肘関節
,
arthroscopic surgery
,
鏡視下手術
Keyword:
elbow
,
肘関節
,
arthroscopic surgery
,
鏡視下手術
pp.611-615
発行日 2001年5月25日
Published Date 2001/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903279
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抄録:技術と光学機器の発達により,関節鏡手術は飛躍的な進歩を遂げた.本邦では1980年代の後半より肘関節鏡手術が普及したが,視野が狭いことと皮下の筋膜組織にゆとりが少ないため,長時間にわたる鏡視下手術には限りがある.この報告では,比較的短時間で鏡視下手術が可能な肘関節疾患を挙げて,症例を基にその手術手技の実際と有用性を紹介する.離断性骨軟骨炎,外側型弾発肘,肘部管症候群などが良い適応となる.
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