Japanese
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シンポジウム 舟状骨偽関節に対する治療
舟状骨偽関節の病態と治療上の問題点
Scaphoid Nonunion and Reconstructive Problems
荻野 利彦
1
Toshihiko Ogino
1
1山形大学医学部整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Yamagata University School of Medicine
キーワード:
scaphoid
,
舟状骨
,
nonunion
,
偽関節
Keyword:
scaphoid
,
舟状骨
,
nonunion
,
偽関節
pp.123-127
発行日 2001年2月25日
Published Date 2001/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903197
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要旨:舟状骨骨折は見落とし易く,骨癒合の得づらい骨折の一つであり,偽関節の頻度が高い.画像診断の進歩,手根骨の運動学の発展,内固定法の改良などに伴い舟状骨偽関節の治療法も少しずつ変化がみられる.舟状骨偽関節の治療については,手術時の進入路,変形の矯正,骨移植の方法,内固定法,scaphoid nonunion advanced collapseの治療など討論しなければならない多くの問題がある.ここでは舟状骨偽関節の発生に関与する因子,診断と治療上の問題点を検討する.
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