専門分野/この1年の進歩
日本骨折治療学会―この1年の進歩
阿部 宗昭
1,2
1大阪医科大学整形外科
2第24回日本骨折治療学会
pp.1310-1312
発行日 1998年11月25日
Published Date 1998/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902569
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
第24回日本骨折治療学会は,1998年7月10,11日に大阪市で開催された.本学会は,1978年4月,骨折研究会として発足し,1981年までは春と秋の年2回,closedの会として開催されていたが,1982年からはopenとなり,日本骨折研究会と名を改めて再出発をした.その10年後の1992年より日本骨折治療学会と再度名を改め今日に至っており,発足以来,満20年が経過したことになる.参加者,演題数ともに年々増加しており,今回は約800名の参加があり,4つの会場に分けて開催された.演題は,特別講演3題,ランチョンレクチャー4題,イブニングレクチャー2題,シンポジウム18題,主題41題,一般演題152題,計220題であった.
骨折の治療が僅か1年で進歩する訳はないので,ここでは本学会で取り上げたシンポジウムを中心に紹介する.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.