専門分野/この1年の進歩
日本骨折治療学会─この1年の進歩
森久 喜八郎
1
1那珂川病院
pp.42-44
発行日 2003年1月1日
Published Date 2003/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100610
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本学会は整形外科の根幹を扱う分野であり,かつまた臨床に直結する問題を討論,研究するゆえに1978年に骨折研究会として発足しましたが,年々急速に発展の一途を辿り,1982年からは日本骨折研究会となり,さらに1995年に日本骨折治療学会と改称し今日に至りました.会員数も毎年増加し,既に2,500名を超える大学会に成長いたしました.近年は,世界各国からの特別講演も行われ,また中国,韓国,台湾などからの参会も行われるようになりました.
本年度の第28回日本骨折治療学会は7月12・13日の2日間にわたりホテルニューオータニ博多と電気ホールで開催し,特別講演を含めて277題の演題発表が行われ,参加者も約1,200名ありました.この1年の進歩といえるかわかりませんが,今回の学会からいくつかの話題を取り上げて紹介いたします.
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