整形外科英語ア・ラ・カルト・66
整形外科分野で使われる用語・その29
木村 專太郎
1
Sentaro Kimura
1
1那珂川病院
pp.750-751
発行日 1998年6月25日
Published Date 1998/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902461
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●laceration(ラセレィション)
これは切創のことであるが,この語源はラテン語の“lacerare”(ラケラール)から派生した“lacer”(ラケル・引き裂かれた)に由来している.一般大衆は切創を通常,単に“cut”という.切創の“創”の字は皮膚が切れる“きず”を意味し,刀きずを“刀創”,銃で皮膚にきずがつけば“銃創”という.皮下の“きず”を“傷”といい,皮膚とその下に存在する“きず”をまとめて“創傷”という.英語では創傷のことは簡単に“wound”(ウーンド)である.
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