講座
認定医トレーニング講座―画像篇・3
守屋 秀繁
1
1千葉大学医学部整形外科
pp.921-923
発行日 1996年8月25日
Published Date 1996/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901967
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症例 57歳,男性,会社員
1990(平成2年)5月自転車に乗っていて転倒し,右膝打撲.近医にてX線検査を受けたが,骨折等は認められず,保存的に治療し経過を観察していた.その後右膝関節腫脹,疼痛が持続し,同年12月他医にて診察を受け,1991(平成3)年1月当科紹介受診する.
現症:初診時,右膝関節の腫脹が著明で,高度の外反変形を呈し,関節動揺を認め,歩行困難であった.関節穿刺にて100mlの黄色の混濁した関節液が排液された.
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