Japanese
English
特集 脊椎関節炎SpAを理解する—疾患概念・診断基準・最新治療
炎症性腸疾患に伴う脊椎関節炎
Inflammatory Bowel Disease Related Spondyloarthritis
冨田 哲也
1
Tetsuya TOMITA
1
1森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科
1Graduate School of Health Science, Morinomiya University of Medical Scienses
キーワード:
脊椎関節炎
,
spondyloarthritis
,
SpA
,
炎症性腸疾患
,
inflammatory bowel disease
,
末梢性関節炎
,
peripheral SpA
,
体軸性関節炎
,
axial SpA
Keyword:
脊椎関節炎
,
spondyloarthritis
,
SpA
,
炎症性腸疾患
,
inflammatory bowel disease
,
末梢性関節炎
,
peripheral SpA
,
体軸性関節炎
,
axial SpA
pp.391-395
発行日 2024年4月25日
Published Date 2024/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202944
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脊椎関節炎(SpA)は関節外症状として腸炎症を合併することが知られている.また炎症性腸疾患(IBD)の腸管外症状として関節炎が合併することは以前から知られている事実である.近年IBDとSpAの共通の病態として,IL-23/IL-17 pathwayが注目されている.末梢性関節炎や体軸性関節炎が合併するが,その実態や治療方針は明確ではなく臨床現場では手探りな状況である.積極的な骨・関節専門医と消化器専門医による横断的診療連携によるエビデンスの構築が重要である.
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