連載 いまさら聞けない英語論文の書き方・21
雑誌編集者の視点から考える
堀内 圭輔
1,2
,
千葉 一裕
1
1防衛医科大学校整形外科学講座
2慶應義塾大学医学部整形外科学教室
pp.672-675
発行日 2020年5月25日
Published Date 2020/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201712
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苦労の結晶ともいえる論文が,投稿先からあっさりとrejectされることは,誰しもが経験することです.その論文採択可否の決定権を有しているのが雑誌の編集者(editor)です.理不尽と感じることもしばしばですが,編集者には投稿者や査読者とは異なる見地・目的があります.
今回はこれまでと趣向を変えて,編集主幹(managing editor)として2年間,英文医学雑誌*の運営・編集に携わった菊地栄次先生(聖マリアンナ医科大学 腎泌尿器外科学教授)の紙上インタビューという形で,雑誌編集者がいかにして論文採択の可否を検討しているか,筆者の私見を付記しつつ,ご紹介します.
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