Japanese
English
誌上シンポジウム 足部・足関節疾患と外傷に対する保存療法 Evidence-Based Conservative Treatment
外脛骨障害に対する保存療法
Conservative Treatment for Symptomatic Accessory Navicular
田中 博史
1
Hirofumi TANAKA
1
1百武整形外科・スポーツクリニック
1Hyakutake Orthopedic and Sports Clinic
キーワード:
外脛骨
,
accessory navicular
,
保存療法
,
conservative treatment
Keyword:
外脛骨
,
accessory navicular
,
保存療法
,
conservative treatment
pp.185-189
発行日 2019年2月25日
Published Date 2019/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201287
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外脛骨は正常足の約10〜21%に存在するとされ,Veitch分類Type Ⅱで症候性に移行しやすい.発症原因として外傷やオーバーユース,扁平足や後脛骨筋の筋力低下に伴う慢性疼痛など様々である.保存療法には運動療法,装具療法,局所注入療法,固定などがあり,発症原因別にそれぞれのタイプによって保存療法の使い分けや組み合わせが必要である.個々の症例の病態を詳細に診察,把握することで,その病態に応じた積極的な保存療法が可能となると同時に治療成績が向上する.
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