Japanese
English
誌上シンポジウム 難治性テニス肘はこうみる
テニス肘の保存療法
Conservative Treatment of Tennis Elbow
落合 信靖
1
Nobuyasu OCHIAI
1
1千葉大学大学院医学研究院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Graduate School of Medicine Chiba University
キーワード：
テニス肘
,
tennis elbow
,
保存療法
,
conservative treatment
Keyword:
テニス肘
,
tennis elbow
,
保存療法
,
conservative treatment
pp.315-321
発行日 2015年4月25日
Published Date 2015/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200172
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テニス肘は自然に症状が改善すると報告されている疾患である．保存療法としては自然に治癒することを考慮した生活指導がメインとなり，その他，非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)内服・外用，リハビリテーション，装具，注射療法，自己血注射，plate rich plasma(PRP)，レーザー療法，ボツリヌス毒素注射，glyceryl trinitrate transdermal patch，体外衝撃波療法などが挙げられる．しかし現在，文献的にも絶対的に確立した保存治療の方法はなく，症状に合わせて治療法を選択していく必要があると考えられる．
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