Japanese
English
誌上シンポジウム 関節鏡を用いた腱板断裂の治療
修復できない広範囲腱板断裂に対する鏡視下手術(デブリドマン)
Arthroscopic Debridement for Massive Rotator Cuff Tears
緑川 孝二
1
,
本荘 憲昭
1
Koji Midorikawa
1
,
Noriaki Honjo
1
1川浪病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Kawanami Hospital
キーワード:
shoulder
,
肩
,
rotator cuff tear
,
腱板断裂
,
arthroscopic surgery
,
鏡視下手術
Keyword:
shoulder
,
肩
,
rotator cuff tear
,
腱板断裂
,
arthroscopic surgery
,
鏡視下手術
pp.1109-1113
発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100195
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腱板完全断裂に対する外科的治療は,腱板修復が第一選択である.しかし,実際に腱板修復術を試みても,修復が不可能のことも経験する.また,高齢者で痛みは強いものの挙上可能な症例をよく経験する.このような症例は痛みをとることが患者の満足につながり,必ずしも腱板修復の必要はないと考え,鏡視下デブリドマンを行っている.適応を選択すれば,よい結果を得ることができる.
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